3,町の音

  朝、散歩をしています。 ちょうど町が動き始める時間なのでしょう 駅へ向かう人たちとすれ違うことになります。 のんびり朝の散歩をする老人と企業戦士とでは 一分一秒の長さがかなり違うようで、 かけっこ?みたいなスピードで駅へ向かう皆さんには、 のんびり空や花を眺め、時に立ち止まり写真を撮る年寄りは、 迷惑な障害物でしょうから、人が少ない道を歩いています。   社会のスピードで生活してると 気づかないことが多いでしょうが、 町はたくさんの音であふれています。 そんな愛すべき町の音を「町音 ...

2,それがいいのです。

  東京にだって美しい夕焼けはあります。 でも、ちょっと一枚と携帯を向けると、 高層ビルがひょっこり頭を出して、せっかくの一枚を邪魔します。 空の狭い街らしい残念さですが、 それでもやっぱり夕焼けは、見る人の心を揺さぶります。   この間、夕焼けをみていたら、自然とまわりに人が集まって、 それぞれがそれぞれなりに夕焼けを楽しんでました。 その時のことをこんな詩にしました。 https://shunbow0001.com/今日の柄/ ‎   「寂しくなるのはあたりまえです」 そ ...

1,ほんの少しの何か

  ひとり暮らしになって8年半が経ちました。 それなりに慣れたのでしょう、寂しい訳ではありません。 ただ、思いがけなく始まったひとり暮らしは、けっして平坦ではなく、 いくつかの曲がり角があり、大小の山や谷もあり、何かしらの選択を重ねて、 今、ここにいます。   そんな日々の中で、大切なものを見つけた気がするのです。 それは、 「ほんの少しの何か」 とてもあいまいな表現ですが、「ほんの少しの何か」です。   「ほんの少しの何か」は大したものではありません。 旅やイベントなど年一 ...

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わたしは遠回りをした

  むかし 子供が しあわせを 絵に 描くと 空は 青く 塗られていた 空 には そういう 意味が あった そんな 力が あった   でも 今日の 空は 少し 酷いものを 見すぎたようで 夕焼けが 青黒い   フゥーーっと 風がふく どうやら ため息から 冷たさを 奪ってきたようで 夕暮れの 風は 淋しくさせる   おーぃ ここだよ ここにいるよ そんな 伝言も 運ばれてくる 誰かの 返事を 待ってるうちに また少し 夕焼けが 赤黒くなる   ただ 空 は ...

20240427春を聴こうとした

  春を聴こうとした 深呼吸をゆっくり ひとつ 神経を耳に集中させたら 川の音が入ってきた 集中しようと背をむける   花が散っていて たまに落ちる でも花の音はしない このしない音を 音にした人がいた 孤独と涙を弾いた人もいたけど 今のボクを音にしたら どんな曲になるんだろうか   同じ川の音でも 同じピアノ曲でも 昼と夜では違って聴こえる 明るいときの寂しさと 暗いときの淋しさは 寂しさとのつき合い方が違うのだろう 許し方も さよならの言い方も   たまに思い出 ...

20240418 そのことばボクのです

    書いた 短いことばを書いた 手紙でも 日記でもない 宛先のないことば   明日はまだだから書けなくて 昨日は誰か知ってるだろうし 自分だけの今にした   街の中にポツンといるのを書いた ひとりじゃないひとりを書いた 文字にイイ感じが浮かんできた こんなのはじめてだったから これまで書いたのは 誰か宛てだったんだね   このことばを 誰かが読んだら 嬉しいのかな 恥ずかしいのかな 悲しいのかな 書いたけど渡さないラブレター そんな感じだな &nbsp ...

20240407 春に影はいらない

  今年の桜は元気がない   高らかに 冬が終わったと 宣言してくれない   いつでも桜と春は 身勝手で 無遠慮で 人の気持ちなど関係なしに ダンスを踊らせようと上着を脱がせ 「遊びましょう」と 無理やり手をひいて 真ん中へひっぱり出す   わかっている   お気に入りのあの公園では 工事で低くなった川面は ただ黒を写し 大きかった空は半分ビルになり 陽の当たらない枝には鳥も止まらない   でもあきらめているのは 春ではなく わたしなのかもしれな ...

240312 can you imagine

  春 この季節がはじまろうとすると 少しづつずれながら らせんを描いて いつでも過去がやってくる   でもそのとき必ず ぬるい風がふいて さあ心をほどけと言ってくれる   澄んだ空を見あげると イマジンが聞こえてくる まるで心の奥の奥を 確認するように   can you imagine   ひとつ深呼吸して 明日を思ってみる もうひとつ深呼吸して 次の春を思ってみる   きっとそれが いまの きょうの わたしだ   イマジンが終わっ ...

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